ウクライナで副首相や閣僚ら6人が辞表提出 ゼレンスキー大統領、内閣改造を決断

(VOVWORLD) - 辞任の理由は現時点では明らかにされていませんが、ゼレンスキー大統領は同日の声明で「この秋はウクライナにとって極めて重要な時期だ。政府機関に新たな力を与える時が来た」と述べ、内閣改造を進める意向を示しました。
ウクライナで副首相や閣僚ら6人が辞表提出 ゼレンスキー大統領、内閣改造を決断 - ảnh 1ウクライナの首都キエフの最高会議(議会(写真:AFP/TTXVN)

ウクライナ最高会議(議会)のステファンチュク議長は3日、ベレシチュク副首相兼被占領地域再統合相やカミシン戦略産業相など、6人の閣僚が議会に辞表を提出したことを明らかにしました。

辞任の理由は現時点では明らかにされていませんが、ゼレンスキー大統領は同日の声明で「この秋はウクライナにとって極めて重要な時期だ。政府機関に新たな力を与える時が来た」と述べ、内閣改造を進める意向を示しました。

地元メディア「ウクラインスカ・プラウダ」によりますと、クレバ外相が更迭される見通しがある一方、シュミハリ首相は留任する方向で進められていると報じています。議会関係者は、今回の改造は「大規模なリセット」となる可能性が高いと述べています。

ステファンチュク氏によりますと、辞表を提出した他の閣僚には、ステファニシナ副首相(欧州統合担当)、マリュスカ法相、ストリレツ環境保護・天然資源相が含まれており、さらに国有財産基金のコバリ総裁も辞表を提出したことが確認されました。(産経新聞)

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